クレジットカードの基礎知識

クレジットカードとは?

クレジットカード。 多くの方が持っているかと思いますが、今回はクレジットカードを持っていないorこれから作ろうと思っている。 そんな方に対して、【クレジットカードとは、一体何なのか。】という事を、今回は分かりやすく解説していきたいと思います。 クレジットカードとは、利用者(消費者)の信用に基づき、銀行等から発行されるカードの事を言います。 利用者(消費者)は、クレジットカードの発行元が定めた一定の条件の下、クレジットのシステムを利用する事が出来るのです。 一定条件とは、カードの有効期限や限度額。 クレジットのシステムとは、商品を代金後払いで購入出来たり、クレジットカードに付帯している保険等を言います。 限度額に関しては、クレジットカードによって異なり、利用状況に応じて増減します。 初期段階では10万円の限度額。 定期的に利用し、きちんと支払を行えば、信用情報が上がり、より高い限度額を設定してもらう事が可能なのです。 ここまでで、難しいと思った方もいらっしゃると思います。 簡単に言うと、【一時的にクレジットカード会社が商品代金を肩代わりしてくれるサービス】を利用するために発行されるのが、クレジットカードなのです。 使い方によっては大変便利なクレジットカード。 しかし、使い方を間違えてしまうと、大変な事態になってしまうのも、クレジットカード。 クレジットカードをこれから持とうと思っている方は、その前にメリット・デメリットをきちんと理解しておく様にして下さい。


クレジットカードのブランド

今回はクレジットカードのブランドについて、皆さんに出来るだけわかりやすく解説していきたいと思います。 クレジットカードには、5つの国際ブランドがあります。 事細かに一つ一つ解説していると、大変長い文章になってしまうため、一つ一つ簡潔に解説していきましょう。 まず、最も有名であろうクレジットカードブランドである【VISA】 皆さんも、1枚は【VISA】のクレジットカードを持っているのではないでしょうか? VISAインターナショナルという機関から発行許可を受けた会社が、発行しています。 世界的に加盟店が非常に多く、日本でもほとんどのお店で使用する事が出来ます。 最も有名なクレジットカードブランド。 それが、【VISA】なのです。 次は【MasterCard】 マスターカードと呼ばれるクレジットカードブランドは、VISAに対抗するために生まれました。 やはり違いは使用出来る加盟店の多さ。 最近、少し加盟店が減ってきたと言われているマスターカードですが、加盟店の数は、VISAとほとんど変わりません。 あえて言うのであれば、ヨーロッパではマスターカード。 アメリカでは、VISAの加盟店が多い・・・なんて事が言われています。 VISAと並ぶ、巨大なクレジットカードブランドです。 続きまして、【JCB】と呼ばれるクレジットカードブランド。 日本で最も加盟店の多いクレジットカードブランドになります。 日本で使用する分であれば、【JCB】を1枚持っておけば安心です。 ですが、デメリットもあります。 やはり、日本のクレジットカードブランドです。 海外での加盟店舗数は、あまり多くありません。 しかし、ハワイや韓国等の観光地。 つまり、日本人が多く観光で訪れる地域では、ほとんどのお店で利用出来る様になっています。 次はダイナースクラブ・アメリカンエキスプレス。 アメリカンエキスプレスは、アメックスと呼ばれています。 富裕層向けのクレジットカードと言われており、非常に顧客満足度の高いクレジットカード付帯サービスを提供しているのが特徴です。 ダイナースも同様。 今は、富裕層向けのクレジットカードと言われています。 両者共にブラックカードと呼ばれるランクがあり、そのカードを取得出来るのは、大変な大富豪のみ・・・。 そう言われています。 以上、日本で生活する上では、【VISA】と【JCB】を持っていれば、まず使えない店舗は無いのでは?と思います。 クレジットカードを取得する際、どのブランドにするか迷った時、ぜひ参考にして下さい。


クレジットカードの種類

クレジットカードは、発行する会社によって、付帯するサービスが大きく異なります。 ・独立系クレジットカード ・消費者金融系クレジットカード ・信販系クレジットカード ・流通系クレジットカード ・石油系クレジットカード ・自動車メーカー系クレジットカード ・交通系クレジットカード ・自動車メーカー系クレジットカード ざっと並べるだけで、これだけの系統が存在しているのです。 そして、それぞれ特徴が異なります。 例えば、特徴が分かりやすい石油系クレジットカード。 これは、ガソリンスタンド等で申し込みを行い、発行されるカードです。 石油系クレジットカードの特徴と言えば、発行を行った会社のガソリンスタンドでガソリンを購入すると、ガソリンが値引きになるというサービス。 最低でも1円。 割引率が高い所だと、5円程度割引されるため、【車に乗っている方・いつも決まった所でガソリンを入れる方】に、お勧めです。 その他、多いのが流通系クレジットカード。 スーパーやデパート、ショッピングモール等で申し込みを行い、発行されるカードになります。 カードを使って買い物をすると、消費税分が割り引きされたり、利用金額に応じてポイントが貯まるサービス等があります。 【決まった所で買い物をする方】に、お勧めです。 この様に、クレジットカードには様々な種類・特徴・系統があります。 適当に選んでクレジットカードを発行するのでは無く、しっかり自分に合った・必要なクレジットカードを発行する様にしましょう。


クレジットカードの支払い方法

クレジットカードには、幾つかの支払方法があります。 クレジットカードが生まれた初期の段階では、全て一括払い。 しかし、これでは高額な商品の買い物がなかなか出来ないため、クレジットカード会社が様々な支払方法を用意したのです。 まず基本なのは、一括払い・分割払い。 一括払いは、その名の通り支払日に使用した分だけ、一度に支払います。 そのため、きちんとしたお金の管理が出来ていないと、支払が出来ない・・・なんて事も・・・。 そのリスクを減らしたのが、分割払いです。 二回・三回と使用分を分割して支払うため、高額な商品を購入した時は、大変便利な支払方法になります。 そして、さらに分割したのが、リボルビング払い。 通称、リボ払いと呼ばれます。 リボ払いは、毎月決められた一定金額を支払う、支払方法です。 利息は増えてしまいますが、買い増しを行っても、毎月の支払金額が変わる事はありません。 そのため、上手に使えば、家計に優しい支払方法と言って良いでしょう。 リボ払いが変形した支払方法。 それは、フレックス払いです。 クレジットカード会社が支払う最低金額を定めて、それ以上の金額であれば、自由に返済額・支払い額を決める事が出来ます。 より柔軟なリボ払いと理解すれば良いと思います。 その他、ボーナス払いや前払い等があります。 自分の収入・生活スタイルに適した支払い方法を選ぶ事によって、よりクレジットカードは便利な物になります。 間違えると、クレジットカードの支払いに怯えて生活をする・・・なんて事もありますので、注意が必要です。 その状況に応じて、どんな支払方法が自分に適しているのか。 しっかり判断する様にして下さいね。

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